はじめまして、この春4月に入社しました岩井です!
入社して一ヶ月たちもう5月です。ゴールデンウィーク中にあった成人式はオンラインになりましたが、それでも沢山の人がいて中学の友達に久々に会え、楽しい成人式でした。
そんな私は先日広島県の福山市駅家町にあるHOLM230さんに「革のメンテナンス講習」へ行ってきました。
HOLM230さんは様々な店舗が併設されているところです。
今回は講習の様子を写真でより伝わりやすくするためのカメラマン係です。
革のメンテナンス講習とは、ソファを実際に用意してメンテナンスをしながら革の特徴を踏まえた説明や観客方からの質疑応答など行います。
今回のメンテナンスの内容としては大まかに3つです。
・ソファの洗い方
・ソファオイルの付け方
・様々な汚れの対処法
ここからは、革のメンテナンス講習の内容がどんなものだったかを話していきます。
はじめはソファの汚れの落とし方の講習です。
天然成分で出来た石鹸を使い、石鹸を泡立たせ撫でるようにして広げ、泡で浮いてきた汚れをきれいな雑巾でふき取ります。汚れが革の中に入らないようにするため、石鹸が染み込む前に、こすりつけないように優しくふきます。
お昼ごはんを挟んで。
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洗った革が乾いた後、次のメンテナンスはオイルを塗ります。
オイルが均等に馴染むようキレイな雑巾にオイルを染み込ませて塗っていきます。
一往復だとムラが出る為、三往復くらいすることがおすすめらしいです。オイルを塗ることで「革を汚れから防ぐ」「強度がまし、破れにくくなる」などたくさんの得があり、長く愛用するためには必要不可欠です。
こういったメンテナンスをせずに日光にあたったり長く使うことで、革にヒビが入ったり色が日焼けて変わったりするなどが起きる為メンテナンスは大切です。
最後に色々な革を使って様々な汚れがついたときの対処法や応急処置などを学びます。
家でソファに座ってくつろいでお寿司を食べたり、オムライスを食べたりして思わず「醤油をこぼしちゃった!」「ケチャップがたれちゃった!」ってとき、焦らず対処するための知識を実際に革へケチャップや醤油をたらしシミュレーションして行います。
醤油やケチャップなど調味料をこぼしたとき焦ってしまうのですが、落ち着いて早めに拭き取ることが大切です。気づかず放置していてちょっとシミになったときは、最初にした洗う工程でこぼした部分だけじゃなく全体を洗ってやることで、見えにくくなります。
次に革にペンで書いてしまったときの対処法です。
鉛筆、水性のボールペン、水性のマジックなど、中に染み込む前は消しゴムを使ってこすることである程度薄くなります。
けれど消しゴムだと跡がついてしまったりするので、最初に使った天然素材の石鹸を使って洗うことで消しゴムより見えなくなります。だけど気をつけないといけないのが油性のマジックペン。これは消えないらしいです、そしてそれを対処する方法もないとか。
これで革のメンテナンス講習は終わりました。どんな革でもこういったメンテナンスをすることが必要です。
メンテナンスされたソファはする前よりも格段にイキイキしているように思えました。入社して初めてのイベントで緊張していましたが、説明を聞いて革に対する知識が潤い有意義でとても楽しく過ごせました。
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