ソファな毎日

革好きなソファメーカー、 心石工芸のほのぼの日記です。 日々の出来事や、お知らせなど、 ほのぼのと更新しています。

広島県福山市でソファ製造をしています。
詳しくはこちらから>
https://www.sofa-kokoroishi.jp/

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2回目のミラノサローネ報告です。


今回は「革」について。

イタリア製品と言えば、革製品を思い浮かべる人も多くいると思います。

実際、イタリアの革は品質が高く、その素材を生かす職人の技術レベルも高いと思います。

ミラノサローネに出ている製品たちも、贅沢に革が使われています。


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ソファや椅子に革が貼られるのはもちろんのこと、デスクトップや収納小物、クローゼットの引き出しに至るまで、コストの事は考えず(笑)、ここが革だといいなと思うところには、どんどん革を使っています!

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それと、今回はヴィチェンツァと言う革の産地まで行って、革工場を見学してきました。

イタリアでのレンタカーは初めてでしたが、覚悟していたよりも運転しやすく、レンタカーも安かったです。

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訪問した革工場は、機械化が進んでいて、少ない人数で大量の革をなめしていました。

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大きな産地なので、薬品や機械のメーカーも集まっており、品質も高く効率よく革が生産される仕組みが整っています。

革の生産には大量の水が必要で、水の質が革の質を左右するのだそうです。
だからこの街が革の産地になるのだと話してくれました。

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良質な革を見極める目が肥えていて、革の品質に対するこだわりも強く、信頼できる革のメーカーだと感じました。


この街には、水を使う「革」と「大理石」の工場、そしてワイナリーしかない。
と言うくらい、近くにワイナリーがたくさんあり、工業団地の裏山は、一面の葡萄畑でした。
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もちろんおいしくいただきました!


【心石】

先週の神宮前ショップ続き、広島ショップにて
メンテナンス教室開催致しました。

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来場の皆様に汚れ・傷の体験をして頂いたあと、
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実際に展示ソファを使っての
メンテナンスデモンストレーション。
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ソファを洗って
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WAXを塗ってコーティング!
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メンテナンスの様子をご覧になった皆様からも
(メンテナンスしたいけど怖くて。。でも、実際に見ると簡単そう!)
との感想を頂きました。

一気に「洗い→保湿→WAX」までセットで行うのは大変ですが、
お休みの前にちょっとずつでも
皆様のタイミングでメンテナンスをして貰えたらと思います。

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これからも永く育てて頂けたら嬉しいです。

【森安】

メンテナンス教室2018が神宮前ショップにて開催されました。


革を汚す、洗う、保湿する。

今年のメンテナンス教室は「革の汚れ」について
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ペンで落書きしてみる。
赤ワインをこぼしてみる。
引っかき傷をつけてみる。

日常使ったらできてしまう、汚れやキズをどうしたらとれるのか、目立ちにくくするのか、防げるのか、を体験いただきました。

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ソファを愛用いただいてる方と一緒にワークショップ形式でご案内。

革の汚れを理解すると意外と、簡単なことなんです。

「表面の汚れはとれるけど、染み込んだ汚れは取れない。」
染み込ませないようにするには、WAXを塗る。
染み込んでしまったら、そのままにしておく。

これからも、革の汚れとうまく付き合っていってくれたらうれしいです。

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今回メンテナンス教室のお知らせ後、わずか2日で満席となってしまい。
急遽、席を追加させていただきました。汗

たくさんのご予約ありがとうございます。
また、今回断念することになったお客様、申し訳ありません。
また、来年も開催しますので、ぜひご来店ください。

広島本社SHOPでの若干の空きがあります。
お早めにご予約くださいね。

○広島本社ショップ
日程:3月4日(日)
時間:11:00~12:30
参加費:無料
先着:8組様まで

ご予約はこちらから↓
https://www.sofa-kokoroishi.jp/news/20180115.html

【設計:兼田】

市販の革を保護するワックスには、いろんな成分が入っています。

中には革との相性が良くない薬品もあり、テストしないと安心してオススメできないのが悩み。

しかも、それは革ごとに違うのです。

 

という悩みを解決するために、余計な薬品を入れないワックスを作ることにしました。

革を作る時に使う「オイル」+「天然蜜蝋」のみ!

というシンプルな構成だから、KOKOROISHIの革に安心して使えます。
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蜜蝋は、知人のはちみつ屋さんに依頼して国産のものを分けてもらいました。
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ミツバチが頑張って集めたはちみつをいただいた、残りの巣の部分が蜜蝋になります。
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たくさんのミツバチを養蜂しています。

 

因みに、世界の蜜蝋にはいろんな色があるそうです。
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緑がかったものや、グレーのもの。

花によって違うのかな?

 

革を作る時に使うオイルを温め、蜜蝋を溶かしていきますが、

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なかなか溶けない。(汗)

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蜜蝋が溶けたら、容器に移します。
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天然のものなので、少し黒いものが入ってたりしますが、製品としては問題ないレベルかなと。

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何時間か作業して、やっと20個完成!

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もっと段取りを考えなくちゃ。

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少し冷ましながら、フタをして箱に入れたら完成です。


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固める薬品などを入れてないので、フタを開けるとこんな感じになっている場合もあります。

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基本的には水やオイルが染み込むタイプの革専用です。

一般的なソファの革では、ワックスが染み込まずベタつきますのでご注意を!!

【心石拓男】

ご愛用中のソファのメンテナンスに困っていませんか?

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今年も開催が決定しました!


KOKOROISHIのメンテナンス教室では、革の正しい知識から、上手なお手入れの方法をお伝えします。

メンテナンスの実演の他、「汚れの落とし方」を体験して頂きます。
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耐久を高めたい方に作った新商品「蜜蝋WAX」のご紹介も。
https://www.sofa-kokoroishi.jp/goods/mitsuro-wax.html


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ぜひ、ご参加ください。

広島本社ショップ
日程:3月4日(日)
時間:11:00~12:30
参加費:無料
先着:8組様まで

※メンテナンス教室は予約制となっています。
こちらからご予約くださいませ↓
https://www.sofa-kokoroishi.jp/news/20180115.html

※東京神宮前ショップのご予約は満席になりました。たくさんのご応募ありがとうございます。


【設計:兼田】

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