ソファな毎日

革好きなソファメーカー、 心石工芸のほのぼの日記です。 日々の出来事や、お知らせなど、 ほのぼのと更新しています。

広島県福山市でソファ製造をしています。
詳しくはこちらから>
https://www.sofa-kokoroishi.jp/

カテゴリ: ソファのこと

みなさん東京に心石工芸の直営店があるのはご存知ですか?
今回は東京で働く心石工芸の社員がどんな人なのか、接客する上で大切にしていること、東京で行われるイベントとは何なのか、ご紹介します。
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「心石工芸 東京 神宮前ショップ」の画像検索結果

原宿駅から少し歩いたところにある、心石工芸神宮前ショップです。素敵な雰囲気ですよね~。
ここには弊社オリジナルのソファが展示されています。いま売れ筋のものや、新作のソファがずらずら。最近は、トートバッグや、バックパックなども置いてあります。

そんな神宮前ショップでは、メンテナンス教室を年に2回行っています。弊社は革張りソファ専門店ということもあり、ソファをご購入いただいたあとのメンテナンスが不安な方や革に興味がある方、革のソファで困ったことがある方などを対象に専門的な知識を持って、革のお手入れ方法をお伝えしています。
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また、革について楽しく知識を深めるために、実験をしています。赤ワインを革にこぼしてしまったら汚れは取れるのか、ボールペンのインクは革に染み込む?革を電子レンジで温めたらどうなるの?などなど面白そうな内容が盛り沢山です。
なんだか小学校の頃にした自由研究みたいで懐かしいですね。
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メンテナンス教室に関してはまたブログの記事が近々上がると思うので、皆様楽しみにしていてくださいね!

そんな楽しいイベントやお客様が求めるソファの提案を行うのが我らが兼田さん(真ん中の白いカッターシャツを着ている)です。
兼田さん

兼田さんは私達設計メンバーの一員でもありながら、東京でショップの店長もしている二刀流の先輩です。
ですので、革や布のような張り地から、ソファの中身のウレタン、木枠のことなどソファのすべてを熟知しています。造り手側の目線と、お客様の目線を理解し、ソファの提案ができるというのは兼田さんならではです。
ソファの構造まで詳しいショップのスタッフはなかなかいないので、お話聞いてみると面白いですよ。

兼田さんはお客様が本当にほしいソファを提案してあげることが大事。ソファの脚を短くカットして座りやすくしたり、動線のじゃまにならないようにソファの幅を変えたりしているとおっしゃってました。
接客で一番重きをおいているところはお客様がほしいと思うソファのソファ選びをお手伝いをするということです。なので神宮前のショップは高級なソファショップという雰囲気ではなく、家でくつろいでいるような雰囲気作りを目指しています。
子供がソファで飛び跳ねたり、テレビを見てゆっくりしたり、お客様がワンちゃんと一緒にソファ選びをしているのをよく見かけます。
お客様が笑顔で帰っていくのを見て、私はいつも嬉しい気持ちになります。
責任は重大ですが、最後までソファを見届けれて、お客様と一緒に悩んでソファ選びができ、ときに喜んでもらえたりするのは直営ショップの醍醐味ですね。
【半田】

旅館で使用されていた椅子の張替えを依頼されました。

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藤張りのPK22を革に張り替えたいとのご要望。

外で使われていたのか、藤は変色してしまっていました。
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以前、革→革への張替えは経験があったのですが、藤張り仕様ではフレームが違っていて意外と苦戦。(汗)

 

藤のズレ留めのために、フレーム端部に小さなプレートが。
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それに、脚と本体を固定するボルトが上に出っ張っていました。

 

 

しかし、そこはなんとか工夫して無事に完了!

オリジナルよりも耐久性が上がるよう、作り方にも若干の工夫をしたら、きれいに仕上がりました~

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これからも、旅館で活躍してくださいな。

 

【心石拓男】

 

お父さんが使っていた椅子が倉庫にあったのを見つけて

雰囲気が良いので張り替えて使いたいというご依頼を頂きました。


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座面が特にダメージがひどかったです。


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剥がしてみると、1度張り替えているようで、ウレタンで表面の仕上げをしていました。
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背の部分には木屑がつめてました。

昔の椅子は藁やヤシの繊維なども使っていましたが、現在は樹脂綿やウレタンが主流です。

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中身とカバーを交換して完成!
生地によってイメージも随分変わって見えます。

おそらく昭和の初期頃のものではないかと思いますが、確かに雰囲気あります。

4脚張替されて、ダイニングに使われるとの事。

木枠もバネもしっかりしていたのでまだまだ活躍してくれると思います。

世代を超えて次の世代に引き継がれ使われていく事って素敵ですね。

【森安】



ソファを解体するという、珍しい作業のご依頼をいただきました。
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15年ほど使われているソファが傷んだので買い替えたいというお客様。
肘が壊れているけど、そのまま使っていたご様子。
ぱっと見ただけで、玄関からは出ないと分かったので聞いてみたら、お引越しの時はクレーンで吊ってマンションの5階まで入れられたとのこと。

お店からさほど遠くない場所だったので、解体して持ち出すことをご依頼いただきました。
カッターナイフで張り地とウレタンをカットし、ノコギリで格闘すること1時間ほど。
きれいに真っ二つになりました。
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他社さんのソファを解体するのは、勉強になります。
資材の耐久性や木枠の構造、ちょっとした作り方の工夫など。
可愛そうな気もするけど、いろいろ勉強させてもらいました。
長い期間、家族団らんを支えてきたソファ。
お疲れ様でした。

lima
ソファ配送業者さんがタイミング良く新しいソファを届けに来てくれて、入るかどうかドキドキしながら見ていたけれど、リマソファは全体に低めに作ってあって、すんなり持ち込み設置完了できました。

yuchan
お客さんにの喜ぶ顔を見ることができてラッキーでした。
これからは、このソファでご家族の時間を積み重ねていってくださいね。

ソファ
リマ 3p右片肘 KZ451(カフェグレー色)+ウーカ70x55ボルスタークッション

[心石拓男]

みなさんこんばんは。

以前より進めていました、CATALOG Vol.2の配布が開始されました。

前回より内容がさらにボリュームアップしています。

ソファをご検討されている方、気になっている方、
ぜひお申込みくださいね。

>CATALOG Vol.2請求はこちらから

事前にお申込み頂いた方には随時配布しています。

お届けまでお楽しみに!



【設計:兼田】

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