どんな革や布でもお任せ!今回は、縫製の現場で活躍する大ベテランのお話。
西本さん1
心石工芸では、制服に自分でワッペンを縫い付けます。
ちなみに半田さんのは、ワッペンの上を縫わずに、かなり脱線していますね。
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私も半田さんも、ミシンを使うのがとっても苦手なんです。
他にも、クッションのファスナーを逆さまに縫ってしまうなど、たくさん伝説をつくってきました。

研修のときには、使わない布でひたすら縫う練習をしたのですが、2人ともぼろぼろ。
そんな私たち(半田さん)のために、西本さんがペットボトルケースを縫ってくれたのでした。
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入社当初、縫製の現場は、「布や革を縫い合わせる仕事」だけだと思っていた私。
実は、縫製にもいろんな仕事があります。
  1. 縫う(ヌード、革、布)
  2. すそテープづくり
  3. ボタンづくり
など。

①縫う
縫うと一言にいっても、色々な縫い方があるので、もちろんミシンの種類も様々です。
一番よく使うのは、こちら。
一般的なミシンに近いですね。
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少し変わった形のミシンもあります。
オーバーをする際に、このミシンに切り替えて縫っていきます。
※オーバーとは、布の端がほつれないように縫うこと
オーバー
カバーリング(布のカバー)用のすそテープの縫い付けも。
革は基本的に張り込みですが、布のカバーのときはソファから着せ替えられる仕様になっています。
本体の布に合わせてテープの色を変えるため、箱の色も黒・白に合わせて、分かりやすく一工夫!
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②すそテープづくり
すそのマジックテープは、本体と縫い付ける前に、マジックテープと細長い布を縫い合わせるところから始まります。
作ったものは、まとめてマジックテープの箱へ。
テープ

③ボタンづくり
ソファのポイントとして使うボタンは、革の端っこを〇に切って、本体のボタンと革をガチャンとくっつけます。100個くらい必要な時も結構あるんです。
でもこのボタンづくり、なかなか楽しい!
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この機械は危ないので、しっかり集中して作業します。
ボタン
まさかボタンや、テープまで作っていたとは…びっくり。
これがソファの大きさになると、大変な作業なんですよね。
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縫うだけだと思っていたら、その前の細かいパーツづくりも、縫製の大切な仕事でした。
現場に入ってみないとわからないことは、たくさんありますね。
この仕事を何十年もする西本さんは、まさに職人。かっこいいです。

今日も粛々と。

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ここで、心石工芸だけで使われるとっておきの縫製アイテムを紹介!
それは「ライター」です。
オーバーのミシンの横に実は置いてありました。気づきましたか?
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ライターは、縫ったあと糸をとめるときに使います。
熱で糸がキュッとまとまるので、ほどけることがないそうです。
でも焦げないように注意ですよ!
こんな風に…。
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近づけすぎて、ちょっと茶色くなってしまいました。
ま、失敗は成功のもとです。

ぜひ試してみてくださいね!
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来週のそれゆけ!コロコロイシは「上張りの現場。第二弾!」
お楽しみに~!


福本