こんにちは、森安です。

今回はひさしぶりの海外視察に行ってきました。

世界の木工加工の現在がどうなっているのか?とても楽しみです。

 

1

『インターツム』 ケルン国際家具産業・木材加工専門見本市2019


世界最大級の家具産業・木材加工見本市で
前回の2017年には世界60ヵ国から1,732社が出展し、
世界152ヵ国からおよそ69,000人が来場しました。
km_kmzum1565_1557390677

8

 

素材はナチュラルな素材が多く出ていて、環境に対する意識の高さが伺えます。

7

「インターツムアワード」という今回の展示で特に優れたものを表彰しています。

藤の多孔性を使った半透明のナチュラル素材。インテリアや、照明などに使用するそう。
20190523_143555

4

 

オーストリアの木製波ベニア。軽量化と断熱製、強度とあわせ持つ新素材。

建材や、家具の素材として幅広い用途に使えます。段ボールと同じ構造なので、
これから市場に出回れば、もっとソファも軽くて丈夫になりそうです。

5

 

淵に金具を埋め込み、金具が表から見えずスタイリッシュなデザインが可能な蝶番。
シャープなラインを出しつつ、扉を付ける事が可能なので、デザインの幅が広がりそうです。

 km_kmzum1968_1558104692

立体の樹脂印刷も出てきていました。オリジナルの柄を少量で作れるのが魅力です。
3

家具の基礎ともなる素材はこうやって世に出て行っているのだと感心!

 



L1

『リグナ・ハノーバー2019』ドイツ国際木工林業機械見本市

2年に1度開催されます、世界最大の木工機械展です。
最新鋭の木工機械技術を毎回見ることができ、
世界の木材加工のトレンドがこの展示会で把握することができます

 

機械自体は既存のものをブラッシュアップしたものが多い印象。

20190527_150852


 20190527_151952



現在の主流はMDFのように木材を再加工したものにメラミン樹脂を張り付ける加工。
L5

L6

そのための機械が多く出ていて、特に目を引いたのが、「自動化」「無人化」の動きでした。

 

L4

L7

データをクラウド管理して、作業者はタブレットで操作。

現場加工は全て自動といった、かなり生産性の高いライン。

L8

(スマートファクとリー構想)といって

10人規模の企業が導入する設備を想定しているとの事で、

木工加工も大きく変化していると感じました。

 

L9

ドイツは木材加工が盛んなので、

木材を色んな形に加工して無駄なく使っているのも特徴の一つです。

(無垢材・集成材・再加工材⇒家具 チッブ⇒燃料 ウッドファイバー⇒断熱材)

 
L10

また、窓枠も木製で、一般家庭にもほとんど木製サッシの2重ガラスでした。

寒い地域だから、木の断熱性が相性が良いようです。

 

「素材」と「加工」と「デザイン」

色んな要素があって僕たちのソファは出来ているのだと、改めて感じた旅でした。

森安