2回目のミラノサローネ報告です。


今回は「革」について。

イタリア製品と言えば、革製品を思い浮かべる人も多くいると思います。

実際、イタリアの革は品質が高く、その素材を生かす職人の技術レベルも高いと思います。

ミラノサローネに出ている製品たちも、贅沢に革が使われています。


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ソファや椅子に革が貼られるのはもちろんのこと、デスクトップや収納小物、クローゼットの引き出しに至るまで、コストの事は考えず(笑)、ここが革だといいなと思うところには、どんどん革を使っています!

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それと、今回はヴィチェンツァと言う革の産地まで行って、革工場を見学してきました。

イタリアでのレンタカーは初めてでしたが、覚悟していたよりも運転しやすく、レンタカーも安かったです。

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訪問した革工場は、機械化が進んでいて、少ない人数で大量の革をなめしていました。

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大きな産地なので、薬品や機械のメーカーも集まっており、品質も高く効率よく革が生産される仕組みが整っています。

革の生産には大量の水が必要で、水の質が革の質を左右するのだそうです。
だからこの街が革の産地になるのだと話してくれました。

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良質な革を見極める目が肥えていて、革の品質に対するこだわりも強く、信頼できる革のメーカーだと感じました。


この街には、水を使う「革」と「大理石」の工場、そしてワイナリーしかない。
と言うくらい、近くにワイナリーがたくさんあり、工業団地の裏山は、一面の葡萄畑でした。
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もちろんおいしくいただきました!


【心石】