今回は、布裁断の機械を操るボスのお話。
革張りソファ専門店の心石工芸ですが、布の自社開発や共同開発を行っています。
例えば、プリモという布は、大学の教授と共同開発しました。欲しい布とはなにか、社員を対象にアンケートを取り、「ふわふわ」「楽しい」などの感覚を、数値化したものをもとにつくられました。新しい開発方法ですよね。結果「面白い」 「肌触りが良い」布が完成しました。
【プリモ一番人気 ネイビー】
肌触り、価格、繊維のバリエーションにこだわって、お客様のニーズに対応する布とはなにか日々試行錯誤しています。
そんな、こだわり抜いた布を裁断する松岡さんは、一見強面に見えることから、キャムを従えているボスのようです(笑)。
キャムはレーザーで図面の影を落とし、その影に布を合わせることで形通りに切ってくれます。
色が濃くなっているところが影です。
裁断後大量の布をオーバーにかけます。とても丁寧ですが、早く正確に作業しています。
職人技ですね。
※オーバー:布の端がほつれないように縫う作業のこと。
※CAM(キャム):布の裁断機
松岡さんが気になった方は【研修⑤ 裁断】をぜひ御覧ください。
次回もお楽しみに!
【半田】