ソファな毎日

革好きなソファメーカー、 心石工芸のほのぼの日記です。 日々の出来事や、お知らせなど、 ほのぼのと更新しています。

2019年06月

革だけじゃない!?実は布にもこだわってる心石のソファ。
今回は、布裁断の機械を操るボスのお話。

④裁断

革張りソファ専門店の心石工芸ですが、布の自社開発や共同開発を行っています。

例えば、プリモという布は、大学の教授と共同開発しました。欲しい布とはなにか、社員を対象にアンケートを取り、「ふわふわ」「楽しい」などの感覚を、数値化したものをもとにつくられました。新しい開発方法ですよね。結果「面白い」 「肌触りが良い」布が完成しました。

IMG_8836

【プリモ一番人気 ネイビー】


肌触り、価格、繊維のバリエーションにこだわって、お客様のニーズに対応する布とはなにか日々試行錯誤しています。
そんな、こだわり抜いた布を裁断する松岡さんは、一見強面に見えることから、キャムを従えているボスのようです(笑)。
キャムはレーザーで図面の影を落とし、その影に布を合わせることで形通りに切ってくれます。
IMG_8916
色が濃くなっているところが影です。
IMG_8920


裁断後大量の布をオーバーにかけます。とても丁寧ですが、早く正確に作業しています。

E3B8A256-2BB6-4904-8239-BBA8977DA2AC
職人技ですね。

※オーバー:布の端がほつれないように縫う作業のこと。
※CAM(キャム):布の裁断機

松岡さんが気になった方は【研修⑤ 裁断】をぜひ御覧ください。


次回もお楽しみに!

【半田】







座り込んでストライキ中!
ではなく、社員はもちろん、地域の皆さんにも気持ちよく過ごしてもらうための、社外清掃を行っています。
IMG_8768
駐車場付近の草取りを頑張っているのは、裁断・縫製メンバー。一心不乱に雑草を抜いていきます。
IMG_8773
溜まりに溜まった溝の汚れと格闘中の張りメンバー。 
IMG_8767

IMG_8769
少々お疲れ気味の様子。もう少しです、頑張りましょう!
IMG_8771
工場から少し離れたところにショールームがあります。
私たち事務所メンバーはショールーム周辺の清掃です。IMG_8764
草刈りだけでなくシャッターの掃除も抜かりなく行いました。
IMG_8774
普段通り過ぎるだけの何気ない場所が、きれいになると気持ちも晴れて、私達もお仕事を頑張れますし、地域の皆さんもきっと心地良いですよね。

みなさんおつかれさまでした。

【半田】




家具の中でもサイズの大きいソファは、その分‟思い入れ”も大きい!?
今回はそんな特別な意味合いを感じさせるストーリーです。泣けます。
名称未設定 (6) 2

ソファは座るため、または寝転ぶためのモノには変わりないですが、ほかの家具とは違った魅力があります。
長い時間一緒に過ごし、私たちと同じように年をとることができるからです。
特に心石工芸のつくる本革のソファは経年変化が分かりやすく、より一層愛着が湧くと思います。
オイルを塗ったり、定期的に拭いたり、手間はかかりますがそれもまた革の魅力。

張替え依頼があるたび、今回の漫画のようなストーリーがあるんじゃないかと考えると「絶対にきれいに直してまた使ってほしい!」と気合が入りますね!
私たちのソファも愛され続ける子たちになってほしいです。
unnamed
今日もお嫁にいく子たちが続々と運び込まれています。大事にしてもらうんだよ~!

心石工芸では張替えやメンテナンスも行っています。
長年大切にしていたソファ、この先もずっと使いませんか?
張替え依頼は→こちら


福本

研修旅行二日目です!
この日は徳島の老舗メーカー、宮崎椅子さんと冨士ファニチアさんにお邪魔しました。

最初に訪れたのは、椅子メーカーとして、50年続いている宮崎椅子さん。
自分たちにしかできないものをつくりたいという想いで、約20年前から、自社ブランドを始められたそうです。
IMG_8792
複雑な椅子の形がどうやってつくられるのか気になりますね。
IMG_8793
世界各国から良質な木材がここに集まります。木によって加工のしやすさや、強度や、イスの表情が異なるので、木材選びはイスづくりに大きく関係しています。
IMG_8561
クロスカットソー(上写真)は、フシなどの外したい箇所をマークすると、機械が読み込んで、自動で適切な長さに切ってくれる優れものです。
IMG_8565
宮崎椅子さんのイスの背もたれは、一枚の木を曲げてできています。
機械から出る高周波によって美しいカーブがつくられます。
IMG_8567
こちらはイタリア製のバッチというNC。自由な加工、立体的な加工が可能です。
IMG_8573
椅子メーカーならではの機械や、加工の仕方を見る機会が少ないので新鮮な気持ちで見学しました。

掃除の仕方や物の管理の仕方等を質問をしたり、意見交換したりと有意義な時間を過ごすことができました。

さて、待ちに待ったランチタイムです!
ここから日帰り組と合流しました。
IMG_8598
皆さん楽しそうに会話をしていたので写真を撮ろうと思い「目線お願いしまーす」と頼んだ途端下を向いたり、隠れたり。
IMG_8593
シャイな方が多いです。

お腹も満たされたところで、研修旅行最後の工場見学。
1959年創業の家具メーカー、冨士ファニチアさんにお邪魔しました。
IMG_8798
この研修旅行中に行ったイストクさん、宮崎椅子さんからも冨士ファニチアさんの工場は素晴らしいとお聞きしていたので楽しみです!
IMG_8630
かなり工場の改善活動をされたそうで、整理整頓はもちろん、どこに何があるのかわかりやすくなる工夫が徹底されている印象を受けました。
IMG_8639
職人さんの技も拝見させていただきました。
IMG_8622
機械で同じ作業をしても、人間の手で加工したほうが、早く、きれいに仕上がるんだそうです。
IMG_8620
やはり、機械が導入されても人間にしかできないことや、優れていることがあるのだな、と改めて実感しました。
IMG_8621
いたるところにパトランプがありました。生産工程で正常か異常かを誰でもひと目見てわかるように取り付けられています。そうすることでトラブルの早期発見、解決につながります。
IMG_8606
一つ一つの工程がしっかりと管理されていて、生産途中に問題があれば、部外者の心石工芸社員でも気づけるくらいはっきり見える化されていました。
誰が見ても進捗状況がわかることは重要だということを、冨士ファニチアさんの工場見学で教わりました。

今回はじめて研修旅行に参加しました。なかなか見学させてもらえないような工場で、工程管理や部品の管理方法、生産ライン、清掃の仕方を間近で見られたことは大きな収穫になりました。わたしたちの工場にも取り入れたいです。
社員同士の交流もでき、勉強にもなった二日間の徳島研修旅行でした。

宮崎椅子さん、冨士ファニチアさんありがとうございました。

【半田】

こんにちは、森安です。

今回はひさしぶりの海外視察に行ってきました。

世界の木工加工の現在がどうなっているのか?とても楽しみです。

 

1

『インターツム』 ケルン国際家具産業・木材加工専門見本市2019


世界最大級の家具産業・木材加工見本市で
前回の2017年には世界60ヵ国から1,732社が出展し、
世界152ヵ国からおよそ69,000人が来場しました。
km_kmzum1565_1557390677

8

 

素材はナチュラルな素材が多く出ていて、環境に対する意識の高さが伺えます。

7

「インターツムアワード」という今回の展示で特に優れたものを表彰しています。

藤の多孔性を使った半透明のナチュラル素材。インテリアや、照明などに使用するそう。
20190523_143555

4

 

オーストリアの木製波ベニア。軽量化と断熱製、強度とあわせ持つ新素材。

建材や、家具の素材として幅広い用途に使えます。段ボールと同じ構造なので、
これから市場に出回れば、もっとソファも軽くて丈夫になりそうです。

5

 

淵に金具を埋め込み、金具が表から見えずスタイリッシュなデザインが可能な蝶番。
シャープなラインを出しつつ、扉を付ける事が可能なので、デザインの幅が広がりそうです。

 km_kmzum1968_1558104692

立体の樹脂印刷も出てきていました。オリジナルの柄を少量で作れるのが魅力です。
3

家具の基礎ともなる素材はこうやって世に出て行っているのだと感心!

 



L1

『リグナ・ハノーバー2019』ドイツ国際木工林業機械見本市

2年に1度開催されます、世界最大の木工機械展です。
最新鋭の木工機械技術を毎回見ることができ、
世界の木材加工のトレンドがこの展示会で把握することができます

 

機械自体は既存のものをブラッシュアップしたものが多い印象。

20190527_150852


 20190527_151952



現在の主流はMDFのように木材を再加工したものにメラミン樹脂を張り付ける加工。
L5

L6

そのための機械が多く出ていて、特に目を引いたのが、「自動化」「無人化」の動きでした。

 

L4

L7

データをクラウド管理して、作業者はタブレットで操作。

現場加工は全て自動といった、かなり生産性の高いライン。

L8

(スマートファクとリー構想)といって

10人規模の企業が導入する設備を想定しているとの事で、

木工加工も大きく変化していると感じました。

 

L9

ドイツは木材加工が盛んなので、

木材を色んな形に加工して無駄なく使っているのも特徴の一つです。

(無垢材・集成材・再加工材⇒家具 チッブ⇒燃料 ウッドファイバー⇒断熱材)

 
L10

また、窓枠も木製で、一般家庭にもほとんど木製サッシの2重ガラスでした。

寒い地域だから、木の断熱性が相性が良いようです。

 

「素材」と「加工」と「デザイン」

色んな要素があって僕たちのソファは出来ているのだと、改めて感じた旅でした。

森安




↑このページのトップヘ