福山市では、先週バラ祭りがありました。
街のいろんなところで、綺麗なバラが見ごろです。
今回は、張替えの紹介をしたいと思います。
心石工芸の事務所で使っている事務椅子を張り替えてみました!
普段、張替えの工程は、
剥がす→布・革の裁断形を作る→縫製→
↓ 張り上げる
木枠、ウレタン、バネ等の修理、補正→
という感じですが、
今回は、「丸張り」といって、縫製が必要ない椅子です。
イメージとしては、まるっと、張る感じです。
まず、元々の椅子
縫製ラインがありません。
ウレタンが薄く、座ると、底に付く感覚があったので、
それを解消するため、ウレタンを前より厚目に入れてみました。
ある程度、ウレタンに厚みがある方が 座り心地が良くなるんですよ。
後は、タッカーを使い、布を張っていくだけなんですが、、。
だけ、と言いつつ、これがけっこう技術が必要な作業なんです。
厚い革だと、シワが出やすいので、出ないようテンションをかけながら張り、
ウレタンが厚目になると、縫製がない分、角の処理が難しくなりますし、
布だと、布目のネジレも気をかけながら作業します。
と、奮闘する作業を終え、完成したのがこちら。
新作の布、ムネンバVIOLETで。
少し気になる部分もありますが、
なかなか綺麗に仕上がったと思います。
完璧に仕上げるのは、本当に難しい作業です。
もう一つ張替えてみました。
背はいらないと言う事だったので、座面だけです。
厚い革だったので大変でしたが、綺麗に仕上がったように思います。
オイルレザーのチョコです。
張替えは、勉強になる仕事です。
素材の耐久性を知ることが出来るし、
昔の作り方、素材の使い方、などいろいろ勉強になります。
それに、気に入っていたソファや椅子が新しくなると、
『とても、嬉しい』
と、喜ばれる事が多いので、張替えはやりがいがあります。
でもやっぱり作業は大変です。笑
そして、会社には、張替え待ちの椅子達が順番を待っているのでした。
完成した写真、またご紹介しますね。
〔職人:岡田〕
街のいろんなところで、綺麗なバラが見ごろです。
今回は、張替えの紹介をしたいと思います。
心石工芸の事務所で使っている事務椅子を張り替えてみました!
普段、張替えの工程は、
剥がす→布・革の裁断形を作る→縫製→
↓ 張り上げる
木枠、ウレタン、バネ等の修理、補正→
という感じですが、
今回は、「丸張り」といって、縫製が必要ない椅子です。
イメージとしては、まるっと、張る感じです。
まず、元々の椅子
縫製ラインがありません。
ウレタンが薄く、座ると、底に付く感覚があったので、
それを解消するため、ウレタンを前より厚目に入れてみました。
ある程度、ウレタンに厚みがある方が 座り心地が良くなるんですよ。
後は、タッカーを使い、布を張っていくだけなんですが、、。
だけ、と言いつつ、これがけっこう技術が必要な作業なんです。
厚い革だと、シワが出やすいので、出ないようテンションをかけながら張り、
ウレタンが厚目になると、縫製がない分、角の処理が難しくなりますし、
布だと、布目のネジレも気をかけながら作業します。
と、奮闘する作業を終え、完成したのがこちら。
新作の布、ムネンバVIOLETで。
少し気になる部分もありますが、
なかなか綺麗に仕上がったと思います。
完璧に仕上げるのは、本当に難しい作業です。
もう一つ張替えてみました。
背はいらないと言う事だったので、座面だけです。
厚い革だったので大変でしたが、綺麗に仕上がったように思います。
オイルレザーのチョコです。
張替えは、勉強になる仕事です。
素材の耐久性を知ることが出来るし、
昔の作り方、素材の使い方、などいろいろ勉強になります。
それに、気に入っていたソファや椅子が新しくなると、
『とても、嬉しい』
と、喜ばれる事が多いので、張替えはやりがいがあります。
でもやっぱり作業は大変です。笑
そして、会社には、張替え待ちの椅子達が順番を待っているのでした。
完成した写真、またご紹介しますね。
〔職人:岡田〕